日本初のジェット旅客機「富士号」の機種が、ドワンゴのイベント「ニコニコ超会議2017」(4月29〜30日、千葉・幕張メッセ)の日本航空(JAL)ブースに展示されている。羽田空港の外で行われる民間イベントに展示するのは初めて。
富士号は、1960年にJALが日本で初めて就航させたジェット旅客機。巡航速度は時速876キロと、それまでのプロペラ旅客機と比べて300キロ以上速くなり、定員は倍以上になるなど「航空史上、画期的な旅客機だった」(同社)という。
機内ラウンジは、西陣織のシートカバー、障子や畳風のカーペットを使用し、日本の伝統美をアピール。「空の貴婦人」「空の超一流ホテル」とも呼ばれ、昭和天皇やザ・ビートルズ、ジャイアントパンダのカンカン・ランランが搭乗した。
同機は74年に引退。機首部分を羽田空港で保管し「当時のチャレンジスピリッツを思い出し、初心に帰るための記念碑としている」という。
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