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機械学習で働き方を改善する企業「Humu」、元Google人材幹部が立ち上げ
元Google人材幹部で同社の働き方についての書籍「ワーク・ルールズ!」の著者でもあるラズロ・ボック氏が、機械学習と少しの愛で働き方を改善するための企業「Humu」を立ち上げた。
米Googleで人材管理担当上級副社長を務め、働き方についてのベストセラー「ワーク・ルールズ!」の著者でもあるラズロ・ボック氏は5月1日(現地時間)、新企業「Humu」を立ち上げたと発表した。
ボック氏は「Huluのミッションは、科学、機械学習、そして少しの愛で、あらゆる仕事を改善すること」と説明する。同氏は、人は平均で1日8.8時間も仕事に費やしているのに、仕事をただの生活の手段と見なしているのは残念だと語る。
Webサイトにはまだ社名の元になったとみられるハワイの州魚「Humuhumunukunukuapua’a」の写真と、求人に応募するメールリンク(宛先はlifeistooshort(人生はあまりに短い)@humuhr.com)だけが表示されている。
Humuはマウンテンビューに拠点を置き、ボック氏がCEOを務める。4月にGoogleを退社したエンジニアリング担当ディレクター、ウェイン・クロスビー氏が製品およびエンジニアリング担当最高責任者を務める。同氏は2007年のGoogleのZenter買収でGoogle入りし、ソーシャルや機械学習に従事してきた。
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