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ジーン・シモンズ、親指直角版メロイックサインを商標登録出願
KISSのジーン・シモンズが、“人差し指と小指を上に向けて開き、親指を直角に開いた形の手ぶりで構成される”サインを自分の発明だとして米特許商標庁に出願した。
伝説のロックバンド「KISS」のジーン・シモンズ氏は6月7日(現地時間)、ステージなどで使う指サインのマークを米特許商標庁(USPTO)に商標登録出願した。
出願文書によると、この商標は「人差し指と小指を上に向けて開き、親指を直角に開いた形の手ぶりで構成される」と説明されており、以下の画像が添えられている。
いわゆる「メロイックサイン」のようだが、“正統的な”メロイックサインは親指を閉じた形だ。シモンズ氏はこのサインを1974年11月14日にライブツアーのステージで使ったとしている。出願文書には、本人がこのサインを作っている写真も添えられている。
自身のInstagramでも、このサインを示している本人の画像が多数みつかる。
このサインが商標として認められると、「音楽アーティストによるライブや音楽アーティストの公の場での使用」に際して権利が発生することになる。つまり、例えば一般人がこのサインを使ってセルフィーを撮っても問題はない。
【UPDATE】この申請は、6月20日に取り下げられた。米Forbesによると、この申請について多数のミュージシャンが批判していたという。
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