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Microsoft、企業向け動画サービス「Stream」を「Office 365」でリリース
Microsoftが社内で動画を共有するための「Office 365」の機能「Microsoft Stream」を日本を含む世界でリリースした。音声/顔認識機能で字幕やテキスト検索、顔による検索などが可能だ。
米Microsoftは6月20日(現地時間)、企業ユーザー向け動画サービス機能「Microsoft Stream」を日本を含む世界で提供を開始したと発表した。企業向けおよび教育機関向け「Office 365」の機能として追加された。
Microsoft Streamは、2014年11月リリースの「Office 365 Video」に代わるサービス。Office 365 Video同様に動画配信基盤として「Azure Media Services」を採用している。
Microsoftは、Office 365 Videoのサポートもしばらく続けるが、ユーザーに対してStreamへの移行を勧めている。移行についての説明ページによると、最終的には自動でOffie 365 VideoからStreamに移行する。
Streamでは録画した動画をMicrosoft TeamsやSharePoint、Yammerなどのコラボレーションアプリ内でアップロードし、共有できる。
共有された動画は人工知能による音声の文字起こしと顔検出機能で、テキストでの検索が可能だ。字幕もつけられる。
該当するOffice 365ユーザーは専門ページからサインインできる。
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