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その名は「東京2020推進室」、ドコモが新組織 役割は?
2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会と連携し、通信サービスの提供を通じ、大会運営を支援するという。
NTTドコモは6月20日、社内に新組織「東京2020推進室」を7月1日付で設置すると発表した。2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会と連携し、通信サービスの提供を通じ、大会運営をサポートする。「安心・安全・快適な大会の実現を支援する」としている。
東京2020推進室のほか、「FinTech推進室」「スポーツ&ライブビジネス推進室」「コネクテッドカービジネス推進室」「デジタルマーケティング推進室」といった、専門分野別の組織も同日付で新設。AI(人工知能)技術などを活用した金融サービス、次世代移動通信システム「5G」を生かしたスポーツ観戦、ネットに接続してデータ集積が可能な「つながるクルマ」の実現などにそれぞれ取り組む。
同社は、5Gが実現する時代に、AIが顧客の相談に応えたり、ポイントサービス分野のトップランナーを目指したりする中期戦略2020「beyond宣言」を掲げている。新組織がそれぞれの分野に取り組むことで、目標を実現させるという。
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