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「当選本数100本」と告知、実際は5本 グリーに措置命令
グリーの懸賞企画で「当選本数は100本」と掲載していたのに、実際の当選本数は5〜30本だったとして、消費者庁が措置命令。
グリーの携帯電話ユーザー向け懸賞企画で、Webサイトに掲載した当選本数より実際の当選本数が少なかったとして、消費者庁は7月19日、景品表示法違反(優良誤認)に基づき、再発防止を求める措置命令を出した。
消費者庁によれば、同社は「超豪華プレゼント!年末年始キャンペーン」(2016年12月26日〜17年1月13日)で、フィーチャーフォン(ガラケー)向けWebサイトに、「スマートグラス MOVERIO」「ニンテンドー3DS LL」など、18品の当選本数をいずれも100本と掲載。だが実際の当選本数は5〜30本だった。
消費者庁は「実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示だった」として、グリーに対し、再発防止策を講じ、役員と従業員に周知徹底するよう求めた。
グリーは、ユーザーからの指摘を受け、1月13日に正しい表示に修正。「有償コイン」を消費してキャンペーンに申し込んだユーザーには、2月21日から全額返金手続きを始め、2月下旬からはチェック体制の強化策も実施しているという。
「お客さまをはじめ関係者の皆さまにご迷惑をお掛けいたしましたこと、深くおわび申し上げます」(グリー)
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