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アンディ・ルービン氏の「Essential Phone」、AmazonやBest Buyで発売へ
アンディ・ルービン氏率いる新興企業のハイエンドAndroid端末「Essential Phone」が量産体制に入った。米国ではSprintの他、Amazon.comとBest Buyでも販売する。
“Androidの父”アンディ・ルービン氏は8月9日(現地時間)、同氏が率いる米新興企業Essential ProductsのAndroid端末「Essential Phone」の量産を開始したとツイートした。8月14日の週に発売するようだ。
Essential Phoneは、同社が5月に発表した狭額縁のハイエンドスマートフォン。5.71インチディスプレイでベゼルレス(狭額縁)なので本体は71.1×141.5×7.8ミリと、5インチ端末程度のサイズだ。米国での販売価格は699ドル(約7万7000円)。
ルービン氏のツイートには、Essential Phone製造の画像が3枚添えられている。
同日、米VCのAccess Technology VenturesがEssential Productsに1億ドル出資したと発表した。このラウンドの増資で、Essentialは3億3000万ドルを獲得。Access Technology Venturesの他、中国Tencent 、米Amazon.comの投資部門Alexa Fundなども出資した。
Essentialのニッコロ・デ・マーシ社長は米Wall Street Journalのインタビューで、米Sprintの他、ロックフリー版をEssential、Amazon.com、Best Buyで販売すると語った。
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