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Facebook、虚偽ニュース共有を繰り返すページは広告禁止に
Facebookは、サービスでの虚偽ニュース拡散防止対策の一環として、虚偽と判断されたコンテンツの共有を繰り返すFacebookページに広告を禁止すると発表した。虚偽ニュース共有をやめれば復活できる。
米Facebookは8月28日(現地時間)、新たな虚偽ニュース拡散防止対策を発表した。第三者機関が虚偽と判断した記事を何度もシェアするFacebookページの広告掲載をブロックする。
同社は昨年12月に、国際的な事実確認組織Poynterに参加している各国の団体との協力により、それらの団体が虚偽と判断した投稿にフラグを立てる機能を発表し、3月から米国で実施している。
Facebookページが虚偽ニュースの共有をやめれば、再度広告が可能になる。
同社は昨年の米大統領選の結果にサービス上の虚偽ニュースが悪い影響を与えたと非難されてから、虚偽ニュース対策のためのアルゴリズム強化など、さまざまな対策を打ち出している。
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