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Apple、新法務顧問にキャサリン・アダムス氏 FBIと闘ったスウェル氏は引退
Appleが、年末に法務顧問兼上級副社長を退任するブルース・スウェル氏の後任として、Honeywellの法務顧問、キャサリン・アダムス氏を指名したと発表した。
米Appleは10月6日(現地時間)、2009年から同社の法務顧問兼法律およびグローバルセキュリティ担当副社長を務めるブルース・スウェル氏が年末に引退し、その後任に米Honeywellで法務顧問を務めるキャサリン(ケイト)・アダムス氏が就任すると発表した。
アダムス氏はティム・クックCEOの直属になる。ニューヨークの法律事務所Sidley Austin Brown & Woodを経て2003年にHoneywellに入社し、2009年から同社の法務顧問兼上級副社長を務めた。米最高裁判所および第1巡回控訴裁判所での調査官、米司法省の立会審査官の経験も持つ。
引退するスウェル氏はNokiaやSamsungとの特許訴訟、FBIとのiPhoneロック解除をめぐる対立などでメディアにも知られていた。
クック氏は発表文で「ケイト(アダムス氏)をチームに迎えることができて嬉しい。彼女は優れた判断力を持つ熟練したリーダーであり、様々な世界的な法律事件に取り組んできた」と語った。スウェル氏については「彼はわれわれの知財、顧客のプライバシー、われわれの価値をしっかり守ってきてくれた。ブルースは法務の新たな基準を作った。私は彼と働いたこと、彼を友人と呼べることを誇りに思う」と語った。
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