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Uber、Volvoから配車用自動運転車2万4000台購入へ
Uberが、Volvoと共同開発してきた自動運転システム搭載のSUV「CX90」を3年で2万4000台購入する。
米配車サービス大手Uberが、スウェーデンVolvo Carsから2019年〜2021年に自動運転システム搭載のSUV「XC90」を2万4000台購入する。Volvoが11月20日(現地時間)に発表した。
両社は2016年8月に提携を発表し、共同開発のSUVでの自動運転テストをペンシルベニア州ピッツバーグやアリゾナ州で実施してきた。
Uberは発表文で「この新たな合意で、自動運転車の大量生産への道が開かれた」と語った。同社のサービスは従来、ドライバーが自分の車でサービスを提供するもので、自社で自動車をこの規模で購入するのはこれが初だ。VolvoのノーマルなXC90は約800万円からだ。
Volvoはまた、2021年に完全自動の自動運転車をリリースする計画も発表した。
自動運転車によるタクシーサービスに関しては、米Googleの系列企業Waymoが7日、運転席にドライバーを置かない公道でのサービステストを開始したと発表した。
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