匿名質問「Peing」100万ユーザー突破 14万人以上が「自分で自分に質問」
「Peing-質問箱-」の登録ユーザー数が100万人を超えた。自分で自分に質問を送ったことがあるユーザーも14万人以上おり、うち約120人が、100問も自分に送っていたという。
Twitterと連携して利用できる匿名質問サービス「Peing-質問箱-」(Peingの読みはペイング)で質問を募集したユーザー数が、1月17日までに100万人を超えたと、運営元のジラフが明らかにした。自分で自分に質問を送ったことがあるユーザーも14万人以上おり、“自問自答”の質問総数は30万件。うち約120人が、100問も自分に送っていたという。
Peingは、Twitterを通じて匿名で質問できるサービス。Twitterアカウントと連携させると、自分だけの“質問箱”を作ってほかのユーザーから質問を受け付けられ、Twitterに回答を投稿できる。誰からの質問かは知ることができない。
昨年11月に個人開発者のせせりさんが公開して人気を博し、同12月にジラフが買収。1月には英語版と繁体字中国語版をリリースし、海外進出を始めている。
ジラフは16日、Peingの公式Twitterを通じ、Peingの質問数が累計1400万件あり、回答数が1000万を超えたと発表した。質問を募集したユーザー数は100万人を突破。自分から自分への質問も14万人以上がしており、「自問自答」の総数は30万件。うち約120人が、100問も自分に質問を送っていたという。
公式Twitterでは当初、自分から自分への質問を「自作自演」と記載。「ユーザーが質問に飢えている」などと指摘し、一部ユーザーから反発を浴びた。その後「自分で自分に質問する行為は『自作自演』ではなく、『自問自答』のために使っているという方もいらっしゃるようでした。誤認識でしたのでお詫び申し上げます」と謝罪している。
「自問自答」機能の公式実装も検討しているようで、「自分で設定した『よくある質問とその回答集』のようなページをプロフィールに生成する機能」がほしいかどうかを、ユーザーにアンケートで尋ねている。
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