ニュース
Alphabet、エリック・シュミット会長の後任にスタンフォード大学の前学長
Alphabetのエリック・シュミット会長の後任に、Googleの2人の創業者の母校であるスタンフォード大学の前学長、ジョン・ヘネシー博士が就任した。
米Googleを傘下に持つAlphabetは2月1日(現地時間)、業績発表と同時に、1月に会長を退任したエリック・シュミット氏の後任として、取締役であるジョン・ヘネシー氏(65)を指名したと発表した。
ヘネシー氏はGoogleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏が在学したスタンフォード大学の学長を務めた経験もある電気工学博士。2004年からGoogleの取締役を務めてきた。
シュミット氏と異なり、ヘネシー氏は業務執行を兼任しない会長になる。
シュミット氏は退任後、科学技術問題やフィランソロピーに取り組んでいくとしている。
関連記事
- Googleの親会社Alphabet、税制改正の影響を除けば2桁台の増収増益
Googleを傘下に持つAlphabetの10〜12月期の決算は、売上高は24%増だが米税制改正の影響で30億2000万ドルの赤字だった。非GAAPベースでは28%増の黒字。「Made by Google」製品が好調だった。 - GoogleのCEOも務めたAlphabetのエリック・シュミット会長が退任へ
2001年にGoogleの会長に就任して以来17年間、共同創業者を支えてきたエリック・シュミット氏が、Alphabetの会長を2018年1月に退任する。退任後はテクニカルアドバイザーとして同社にかかわる。 - Google、ラリー・ペイジ氏のCEO就任を発表――シュミット氏は会長職にとどまる
過去最高の四半期決算を発表したGoogleが、ラリー・ペイジ氏のCEO就任も発表した。シュミット氏、ペイジ氏、ブリン氏の3頭体制での役割をより明確にするためと説明している。 - Googleが創立10周年
米Googleが9月7日、創立10周年を迎えた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.