ニュース
FacebookでWarner Music Groupの音楽もBGM利用可能に:エド・シーランやレッド・ツェッペリンも所属
Facebookが3大レーベルの1つ、Warner Music GroupとFacebookやInstagramでの楽曲の使用を可能にする総合的なパートナーシップを結んだ。FacebookはUniversal Music Groupとソニーとも同様の契約を既に結んでいる。
大手音楽レーベルの米Warner Music Group(WMG)は3月9日(現地時間)、米Facebookと総合的なパートナーシップを締結したと発表した。これにより、Facebook、メッセンジャー、Instagram、Oculusのユーザーは、WMGの音楽をメッセージングや動画で利用できるようになる。
Facebookは昨年12月にはUniversal Music Groupと、今年1月にはソニーとも同様のパートナーシップを結んでおり、これで世界3大レーベルの楽曲をFacebookなどでライセンスについて気にせず使えるようになる。
WMGには、エド・シーラン、リンキン・パーク、マドンナ、エンヤ、レッド・ツェッペリン、中田ヤスタカ、きゃりーぱみゅぱみゅなど(順不同)が所属する。
使える楽曲や利用方法などの詳細はまだ発表されていないが、ユーザーはアーティストの権利を守りつつ、安心して人気楽曲をBGMとして使えるようになりそうだ。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- Facebookで使える音楽拡大──ブルーノ・マーズやポール・マッカートニーも
Facebookが複数の著作権管理団体と契約し、ユーザーがアーティストの著作権を侵害せずに使える楽曲を拡大すると発表した。ブルーノ・マーズやポール・マッカートニーの楽曲をFacebookだけでなく、Instagram、Oculus、メッセンジャーなどで使えるようになる見込み。 - FacebookとUniversal Musicが契約締結 権利気にせず利用可能に
Facebookが米大手レーベルUMGと複数年のグローバル契約を締結。まずはUMGアーティストの楽曲を、Facebook、Instagram、Oculusに投稿する動画のBGMとして使ったり、友だちとシェアしたりできるようになる。 - Facebookが3大レーベルと“音楽について”話し合い──The Verge報道
FacebookがSony Music Entertainment、Universal Music Group、Warner Music Groupと音楽についての話し合いを持ったとThe Vergeが報じた。「Instant Articles」の音楽版を検討しているのだろうか。 - 音楽大手のWarner Music、ストリーミングの売上高がダウンロードを初超え
3大音楽レーベルの1社、Warner Music Groupが1〜3月期の業績発表で、Spotifyなどによるストリーミングの売上高がiTunes Storeのようなダウンロードの売上高を初めて上回ったと発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.