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Tesla Model Xでの死亡事故、NTSBが調査開始
Teslaの「Model X」による死亡事故が発生し、米国家運輸安全委員会(NTSB)が調査を開始した。事故当時オートパイロットモードだったかどうかはまだ不明だ。
米国家運輸安全委員会(NTSB)は3月27日(現地時間)、23日に米カリフォルニア州マウンテンビュー近郊で発生した米Tesla Motorsの「Model X」による死亡事故についての調査を開始したと発表した。
事故発生当時、オートパイロット(ハンドルに手を置くことが義務付けられた自動運転モード)だったかどうかは不明という。米NBCによると、この車は高速道路の分離帯に衝突し、リチウムバッテリーが炎上した。運転者は死亡した(以下は投稿された事故現場の画像のツイート)。
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