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佐川、手荷物配送で“手ぶら観光”サポート 京都・大阪でも
佐川急便とエムケイ、JALエービーシーは、関西国際空港と京都市内間で、手荷物を即日配送するサービスを始めた。エムケイのタクシーの空きスペースを利用する。
佐川急便とエムケイ、JALエービーシーは6月4日、関西国際空港と京都市内間で、手荷物を即日配送するサービスを始めた。エムケイのタクシーの空きスペースを利用して荷物を運ぶ。観光客の“手ぶら観光”をサポートする。
関西国際空港第一ターミナル内JALエービーシーカウンターで、手荷物を預けられる。エムケイの乗り合いタクシー「MKスカイゲイトシャトル」の空きスペースに荷物を載せ、佐川急便の京都営業所に輸送。そこから、利用客が受け取り場所として指定する営業所(市内3カ所)に運ぶ。
その間、利用客は手ぶらで観光できるという仕組みだ。京都市内の提携先ホテル、佐川急便の宅配カウンターで手荷物を預けることも可能。京都市内から関西国際空港への輸送にも対応する。
料金はボストンバッグ(縦・横・高さの合計が100センチ以下)だと2009円、スーツケース(同140センチ以下)は2463円(いずれも税込)。
佐川急便は、新サービスが「さらなる観光需要につながる」と説明。エムケイやJALエービーシーは、新たな収益源の創出や利用者のリピート率向上を見込んでいる。
これまで佐川急便は浅草、東京スカイツリーなどの観光地や東京駅、主要空港などの公共交通機関、観光案内所などで手ぶら観光サービスを展開していた。
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