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配車サービスのLyft、Uberに続いてシェアサイクル市場に参入 Motivate買収で
米配車サービスのLyftが、北米でシェアサイクルサービスを展開しているMotivateを買収する。4月にはUberも電動自転車シェアのJUMP Bikeを買収している。
米配車サービスのLyftは7月2日(現地時間)、米シェアサイクル大手のMotivateを買収することで合意に達したと発表した。買収総額などの取引の詳細は公表されていないが、The Informationによると約2億5000万ドルという。
この買収により、LyftはMotivateの技術だけでなく、各行政からの認可も獲得する。Motivateはブランドを維持し、北米でのシェアサイクル事業を継続する。
MotivateはニューヨークでのCiti Bike、カリフォルニアでのFord GoBikeなど、9都市でシェアサイクル事業を展開しており、Lyftによると米国のシェアサイクルの約80%を占めているという。
Lyftの発表ブログのタイトルは「Inroducing Lyft Bikes」だが、このブランドでのシェアサイクルを立ち上げるのかどうかはまだ不明だ。
シェアサイクルについては、Lyftと競合する米Uberも4月に電動自転車のシェアサイクル企業JUMP Bikesを買収している。
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