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Facebook、AR(拡張現実)広告のテストを開始 口紅やサングラスを試せる
Facebookが、化粧品やアクセサリーを“試着”できるニュースフィード上のAR広告のテストを米国で始めた。広告上のアイコンをタップするとインカメラで商品を試着し、撮影したセルフィーをニュースフィードに投稿できる。
米Facebookは7月10日(現地時間)、ニュースフィード上のAR広告のテストを米国で開始したと発表した。
広告画像上の「タップして試着」アイコンをタップすると、インカメラでARの製品を試着できる。例えばサングラスの広告であれば、自分の顔にARのサングラスを合わせ、その場で色違いも試せる。口紅も新色をいろいろ試せる。
ユーザーは製品を試している画面をキャプチャーし、「似合う/似合わない」投票スタンプや製品名スタンプを追加してニュースフィードに投稿することもできる。これは広告主にとってもさらなる宣伝になる。
まずは米ファッションブランドのMichael Kors(マイケル・コース)がテストに参加した。今後、仏化粧品メーカーのSephora(セフォラ)や家具メーカー、ゲームやエンターテインメント企業などがテストに参加していく見込み。
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