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Uber、車内販売サービスのCargoと提携 ドライバーの収益アップ狙い
Uberがライドシェア向け車内販売サービスのCargoと提携した。ドライバーは支援センターで無料の商品ボックスを受け取って車内に置き、乗客への売り上げの一部を自分の収益にできる。
米配車サービスのUberは7月19日(現地時間)、ライドシェア向け車内販売サービスの米Cargoと提携したと発表した。UberのドライバーはCargoの販売ボックスを無料で車内に設置し、ライダー(乗客)がボックスのお菓子などの商品を購入すると売り上げの一部を獲得できる。まずはサンフランシスコとロサンゼルスで開始する。
Cargoは2016年創業のニューヨークに拠点を置く新興企業。提携先のお菓子やスナックなどを詰めたボックスをライドシェアのドライバーに預け、乗客に販売してもらう。乗客は、スマートフォンのWebアプリで商品を購入できる。1注文当たり1ドル、売り上げの25%、他のドライバーへの紹介1回当たり20ドルの収入がある。Cargoによると、平均的なドライバーの収入は1カ月当たり100ドルという。
Uberのドライバーは、最寄りのドライバー支援センター「Greenlight Hub」でボックスの受け取りや補充が可能だ。
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