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カシオ「プロトレック スマート」が“小顔”になった理由IFA 2018(3/3 ページ)

「IFA2018」でカシオ計算機がWear OSを採用したアウトドア向けスマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30」を発表。コンパクト化と進化のポイントを開発者に聞いた。

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■Wear OSも間もなくアップデート

 カシオ計算機のプレスカンファレンスには、Wear OSを提供するGoogleからエンジニアリングディレクターのマイルス・バー氏が出席。「カシオのスマートウォッチは、Googleが描くWear OSによる独自の体験を最良の形で実現した商品の1つ」とエールを送った。


米Googleのマイルス・バー氏

 イベント終了後、同氏に近く予定されているWear OSのアップデートについて話を聞いた。追加機能のポイントは3つありそうだ。

 1つはホーム画面からのスワイプ操作による振る舞いが改善されること。「現在はホーム画面を左右にスワイプするとウォッチフェイスが切り替わる仕様になっている。アップデート後は左から右へのスワイプでGoogleアシスタント、右から左へのスワイプで「Google Fit」アプリをそれぞれ起動できるようになる」という


ホーム画面の左右スワイプでGoogleアシスタントや「Google Fit」アプリの呼び出しになる

 2つ目は、ホーム画面を上から下に向かってスワイプすると表示される設定トレイのアイコンが充実すること。またホーム画面を下から上に向かってスワイプして出てくる通知リストは、より多くの情報が表示できるように上下間の文字間隔を詰めるなど表示を調節する。通知は左右スワイプで削除もできる。


設定画面に並ぶアイコンが増える

 そして最後にフィットネスアプリ「Google Fit」の機能も強化。アプリ画面のデザインなどを一新するという。

 バー氏はWear OSのアップデート時期については「9月後半ごろから世界各地域で順次実施を予定している」と話していた。

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