これが世界の最新ガジェット! IFAに集まったスタートアップの面白デバイスまとめ:IFA 2018(2/2 ページ)
「IFA 2018」の併催イベントとして2017年に始まった「IFA NEXT」は、スマート家電やIoT、ロボティクスなど、さまざまな“ものづくり系”スタートアップが世界中から集まる場所だ。会場で見つけたユニークなガジェットたちを紹介しよう。
自動で洗濯物を折りたたんでくれるFoldiMate
FoldiMateはアメリカのカリフォルニア州に拠点を置く、2016年に設立されたスタートアップだ。その最初の製品が自動で洗濯物を折りたたんでくれる「FoldiMate」。誰もが業務用機器と思うサイズだが、同社のスタッフはB to Cの「家電」であると強調していた。さすがアメリカ。
本体の上部にある投入口に洗濯物を入れると下のトレイからたたまれた衣類が数秒後に出てくるという。折りたためるのは水分をしっかり取って乾いたTシャツ、ボタン付きのシャツ、スウェットにジーンズ、タオルなど。女性のおしゃれ着やベッドシーツなど大きなもの、ハンカチなど小さいものには不向きなようだ。
19年にアメリカで発売予定で、IFA NEXTのブースではまだ動く様子を見ることはできなかった。価格は980ドル(約11万円)を予定している。
iPadでアルファベットや算数が学べるスマートトイ
Morboticはフランスで知育用スマートトイを開発・販売しているスタートアップだ。同社の「Smart」シリーズは、Appleの「iPad」やSamsung「Galaxy Tab」に対応した専用アプリと、数字やアルファベットの形をした木製スタンプのパッケージだ。
アプリの画面に表示される「足し算」「ボキャブラリークイズ」などに、スタンプを押す感覚で回答することで、直感的に学べる。スタンプの裏側にあるセンサーでアルファベットや数字を認識しているという。
同社スタッフによると、現在アルファベットを使用している地域の言語に次々と対応しているところ。日本語もひらがなやカタカナなら対応できるだろうか。
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