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海難救助のプロが認めた潜水カエル——G-SHOCK「フロッグマン」25年間の軌跡(3/3 ページ)

1993年の「DW-6300」に始まるG-SHOCK「フロッグマン」。電波ソーラーへの進化や独自の水深センサー開発など多くの変革をへて海難救助のプロ御用達になった。その歴史を振り返る

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カエルは何匹? マニア心をくすぐるG-SHOCK35周年モデル

 2018年、G-SHOCKは誕生35周年を迎えた。同時にフロッグマンも誕生25周年の節目。カシオが9月5日に発表した3機種の「G-SHOCK誕生35周年記念モデル」には、メタルと樹脂を融合させたMTGシリーズ「MTG-B1000TF」、究極のサバイバルタフネスを追求した「RANGEMAN」(レンジマン)「GPR-B1000TF」に加え、フロッグマンのGWF-1000をベースにした「GWF-1035F」が名を連ねた。


G-SHOCK誕生35周年記念モデルの「GWF-1035F」

 GWF-D1000ではなくGWF-1000を採用したのは、価格面に配慮したため。多くのファンに手の届くモデルにしたかったと牛山氏は説明している。

 3機種の統一テーマは「地球誕生時のマグマの海」。いずれもブラックとレッドを基調とし、35周年を祝う華やかなローズゴールドとイエローゴールドを配した。いずれも11月16日に発売予定だ。


左から「GPR-B1000TF」「MTG-B1000TF」「GWF-1035F」

 ところで、代々のフロッグマンはケースの裏側にカエルのイラストを刻印していることをご存じだろうか。伝統的にカシオ社内のデザイナーが手掛けるというカエルのイラストは、製品の特徴によって姿を変える。


GW-200の裏ぶた

刻印のイラスト(画像はGW-200Z)

 例えば2001年に発売したカーボンファイバー柄の「GW-201NT」ではカエルがチェッカーフラッグ柄(市松模様)になり、初の電波ソーラー・GWF-1000では口にパラボラアンテナをくわえた通称「メカ蛙」になった。水難救助のプロに受け入れられたGWF-D1000ではヘルメットをかぶっている。


カーボンファイバー柄の「GW-201NT」ではカエルがチェッカーフラッグ柄になった

 牛山氏によると、35周年モデルのGWF-1035Fには、代々の特徴的なカエルたちが随所に描かれているという。正確な数と場所は秘密だ。

 「分かりやすいのは裏ぶたやバンドの先、遊環(ゆうかん、バンドを固定するパーツ)でしょうか。その他、『えっ』と言ってしまいそうな細かい部分にもカエルのイラストが入っていますから、ぜひ探してみてください」

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2018年10月24日

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