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モバイルアプリ版「Googleアシスタント」、タッチ操作改善やデジタル購入機能追加
AndroidおよびiOS版「Googleアシスタント」のUIが改善され、音声とタッチ操作の両方で操作しやすくなる。回答のビジュアル表示も見やすくなり、スマート家電操作も改善する。
米Googleは10月3日(現地時間)、AndroidおよびiOS版「Googleアシスタント」のアップデートについて発表した。このアップデートは向こう数週間中に全ユーザーにローリングアウトしていく見込み。
現行のユーザーインタフェース(UI)は音声による操作向けになっているが、ユーザーが(スマートスピーカーと異なり)音声と同じくらい画面のタッチやテキスト入力を使うことが分かったので、それに合わせてUIを改善したという。
例えばスマートホームの家電を操作する際、照明の明るさやオーディオのボリュームを画面で調整するためのツールが表示されるようになる(下左図)。質問の答えの画像も、従来より大きく、見やすくした。例えば「ねえGoogle、今日の天気は?」と聞くと、予報を下右図のように大きく表示する。
下の画像は「サンフランシスコについて教えて」のアップデート前と後の比較だ。
メッセージ送信で、音声で入力したテキストに後から指で句読点を追加したり修正したりできるようになる。
Androidアプリでは、7月に追加したビジュアル概要情報表示をホームボタンを長押ししただけで表示するようになる(これまでは、画面右上のアイコンをタップすると表示された)。
さらに、米国ではサードパーティーのサービスへのログイン機能、デジタルサービスの購入機能も利用できるようになる。これらの機能の提供地域は段階的に拡大していく計画だ。
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