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Apple、TeslaでModel 3の設計に従事したアンドリュー・キム氏を引き抜き
Appleが、Teslaで「Model 3」などのデザインを担当したデザイナー、アンドリュー・キム氏を採用した。自動運転プロジェクトに参加するとみられる。
米Appleが、米Teslaで「Model S」や「Model 3」のデザインに従事したデザイン担当上級マネジャー、アンドリュー・キム氏を引き抜いたと米The Vergeが12月17日(現地時間)、キム氏のLinkedInに基づいて報じた。
LinkedInによると、キム氏は米デザイン企業frogでのインターンなどを経て、2013年に米Microsoftに入社し、「Windows 10」や「HoloLens」、「Xbox One S」などのデザインに従事した後、2016年にTesla入りした。
同氏のInstagram投稿によると、Apple Parkには11日から出社しているようだ。
Appleも米Googleの系列であるWaymoなどと同様に自動運転に取り組んでいるとみられている。8月には、Appleから2013年にTeslaに引き抜かれたダグ・フィールド氏がAppleに戻った。同氏のLinkedInのAppleでの肩書きは「Special Projects Group(特別プロジェクトグループ)」担当副社長となっている。
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9月には縮小のうわさもあったAppleの自動運転車プロジェクト「Project Titan」(仮称)はまだ継続しているようだ。米運輸省の全米高速道路交通安全局(NHTSA)が公開したAppleからの書簡には自動運転車実現に向けて当局や他のステークホルダーと協力していくと書かれている。
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