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観光地で電子チケット広がる 乗り放題のAIタクシーと連携、外国人旅行者向けに 札幌でドコモが実証実験
札幌市、NTTドコモなどは、乗り放題のAIタクシーと電子チケットを活用し、外国人旅行者が観光地を効率良く回れるようにするサービスの実証実験を始めた。
札幌市、NTTドコモなどは1月25日、AI(人工知能)を活用した相乗りタクシーの利用や、観光施設のチケット確保など、外国人旅行者が観光地を効率良く回れるサービスの実証実験を始めた。専用のWebサイトで電子チケットの購入を完結させることで、日本語や決済に不慣れな旅行者の利便性や満足度向上につなげるのが狙い。
1日3000円(税込)で「白い恋人パーク」「丸山動物園」など市内の観光施設や、「京王プラザホテル札幌」「JRタワーホテル日航札幌」などの宿泊施設付近、計16カ所で乗り降り自由となる相乗りタクシーを提供。ドコモが開発したAI技術「AI運行バス」を活用し、客の需要に合わせて効率的な相乗り乗車を実現するという。
運行時間は午前9時から午後5時。定員5人の普通タクシーと定員10人のジャンボタクシーを、合わせて最大15台運行する。
観光施設の電子チケットは「円山動物園」「さっぽろ羊ヶ丘展望台」「さっぽろテレビ塔」で使える。タクシー乗車後でもスマートフォンなどから購入できるという。支払い方法はクレジットカード決済のみ。
期間は2月24日まで。実験には札幌市、札幌観光協会、NTTドコモ、NTTテクノクロス、NTTが参加。利用者のアンケートなどから効果や課題を検証し、2019年度以降の展開を検討する。
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