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不動産を買ったらお金持ちになったのか、お金持ちだから不動産を買ったのか渋谷豊の投資の教室(1/3 ページ)

不景気に強いのは、金や不動産などの実物資産だといわれる。株や債券と並んで、資産運用を考える上で避けて通れないのが不動産。では不動産にはどんな特徴があって、どういう考え方で投資を考えるべきなのでしょう。

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 「お金の教養」を身につけることを目指した総合マネースクール、ファイナンシャルアカデミーの渋谷豊取締役とともに、日本人の投資観を探っていく本連載「渋谷豊の投資の教室」第1〜6回はこちら)。第10回は、株や債券と並んで重要な投資先である不動産について、編集部サイトウが聞いてみました。


ファイナンシャルアカデミーの渋谷豊取締役

サイトウ: 日本の資産家の多くは不動産を持っているイメージがあります。だから不動産投資も重要だと思うんですが、価格が高い。私も、もう10年くらい自宅を探しているんですが、どんどん値段が上がっていて。

渋谷: 不動産を持っているからお金持ちになったのか、お金持ちが不動産を買ったのか。ここ丸の内は、岩崎弥太郎さんが約10万坪を128万円、1坪あたり12円で買ったというのは有名な話ですね。このように資産を作るときには、不動産は欠かせない要素なんです。日本に限らず、例えば米国のトランプさんもそうです。世界には多くの不動産王がいます。ではなぜお金持ちは不動産が好きなのか、またはお金持ちになれるのか。

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