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Samsung、Bixbyボタンの別機能割り当てを既存Galaxy端末でもソフトウェア更新で可能に
Samsungの新フラグシップ「Galaxy S10」では、Bixbyボタンを他のアプリ起動に割り当てられる。ソフトウェアアップデートで、既存のGalaxy端末でもこれが可能になる。
韓国Samsung Electronicsは2月22日、20日にサンフランシスコで発表した「Galaxy S10」を紹介する公式ブログで、AIアシスタント「Bixby」を起動するボタンに他の機能を割り当てられるようにしたと発表した。
BixbyはSamsungが2017年3月に発表した独自開発のAIアシスタント。「Galaxy S8」から同社のフラグシップ端末に搭載されているが、音声命令はまだ日本語に対応していない。
Galaxy S8以降のBixby対応端末の側面にはBixbyを起動するためのボタンがついている。これまでは、正規の方法ではボタンに他の機能を割り当てられなかったが、S10では「Bixby Key Customization」で設定を変更できるようになる。
カスタマイズは、Bixby起動をボタンの2回押しにできる他、ボタンを他のアプリや、Bixbyの「Quick」コマンドの起動にも割り当てられる。
「Bixby Key Customization」は、S10以前のBixby対応端末でもソフトウェアアップデートで追加される見込みだ。ただし、OSが「Android Pie 9」以降である必要がある。
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