メルカリ子会社のメルペイは3月14日、モバイル決済サービス「メルペイ」でコード決済サービスの提供を始めた。利用者のスマートフォンで表示したバーコードやQRコードを、対応店舗のレジで読み取ると決済が完了する。同日からメルカリのiOS版で「コード払い」として提供し、近日中にAndroid版にも対応する。
実際に店舗でコード払いを使えるのは25日から。全国約45万カ所で順次対応を進める他、26日からローソンの全店舗で使えるようになる。今後、店舗側が表示したQRコードをユーザーが読み取って決済するユーザースキャン方式にも対応するという。
メルペイはメルカリの売上金を支払いに使える決済サービス。iOS版は2月13日から、Android版は2月28日から非接触決済サービス「iD」を使った実店舗での決済に対応していた。
メルペイ社は、2019年内に全国200万カ所以上でiDとコード決済サービスを合わせたメルペイの決済サービスを使えるようにすると発表していた。
関連記事
- メルカリ売上金を店舗で使える「メルペイ」、コード決済にも対応 3月から
フリマアプリ「メルカリ」で使えるスマートフォン向け決済サービス「メルペイ」が、3月中旬以降にコード決済サービスに対応する。iOSアプリで先行して提供している「iD」を使った非接触決済も、2月末から3月初旬にAndroidアプリで提供を始める。 - メルカリ売上金を店舗で使える「メルペイ」、Android版も提供開始
メルカリ子会社のメルペイが、スマートフォン向け決済サービス「メルペイ」のAndroid版の提供を始めた。 - メルカリ売上金、店舗で使える「メルペイ」開始 iD対応、まずiOSで
「メルカリ」のiOS版で、スマホ決済サービス「メルペイ」開始。第1弾として「iD」に対応。メルカリの売上金をiD対応店舗の支払いに使える。 - 「メルペイ」から考えるモバイル決済「勝利の方程式」
「なんとかペイ」乱立の中、メルカリが投入してきた「メルペイ」の特異さに注目する西田宗千佳氏の見方。 - メルペイ、スマホ決済で後払いサービス 「使い終わったらすぐメルカリで売却→売上金で決済」サイクル狙う
メルペイが2019年春頃に後払いサービスの提供を始める。後払いで買った物をメルカリで売り、その売上金を購入代金に充てて支払うといったことが可能になるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.