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VTuberの“中の人”を学生が体験できる授業、近畿大が開講 動画の企画・制作など担当
近畿大学が、VTuberの運営を通じてコンテンツマーケティングを学べる授業を開講すると発表した。動画の企画・制作・配信などを体験できるカリキュラム。プロのイラストレーターなどが講師としてバックアップする。
近畿大学は6月10日、 バーチャルYouTuber(VTuber)を使った動画配信を通じてコンテンツマーケティングを学べる授業を行うと発表した。VTuberを起用した動画の企画・制作、VRの技術を使った動画配信、SNSを活用した告知――などを学生が体験できる。プロのイラストレーターなどが講師としてバックアップする。
同大の学生のみ受講可能で、定員は20〜25人。6月13日〜7月11日の毎週木曜日に開講し、動画の制作などを行う。完成させた動画は9月19日の配信を目指す。
講師を務めるのは、ライトノベルの挿絵やソーシャルゲームなどのキャラクターデザインを手掛けてきた赤井てら氏、デザイナー・クリエイティブディレクターの宮本祐輔氏、プランナー・クリエイティブディレクターのハッシー橋本氏など。
VTuberとして運用するキャラクターは、眼鏡をかけて髪飾りをつけ、制服風の衣装を着用した女性。今年2月の事前授業で、学生たちが話し合って設定やデザインを決め、赤井氏が書き下ろした。
学生は今後、このキャラクターが登場する動画コンテンツの制作・配信を手掛けていく。内容は現時点では未定だが、同大の広報担当者は「ただ動画配信をするのではなく、そこに至るまでの手順を細かく実践的に学んで、他の分野でも応用してほしい」と話した。
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