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Volkswagen、ジョブズ氏も愛した“ワーゲンバス”のEVコンセプトモデルをまた披露

Volkswagenが、シリコンバレーの研究拠点の名称変更に合わせ、“ワーゲンバス”の愛称で知られる1962年製造の「Type 2」の復刻コンセプトカー「Type 20」を披露した。電気自動車で、顔認証や音声アシスタントなどの先端技術を搭載する。

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 独Volkswagenは7月2日(米国時間)、シリコンバレーの研究拠点の名称変更と、それを記念して開発したコンセプトカー「Type 20」を発表した。Type 20は、“ワーゲンバス”の愛称で知られるMicrobusの1962年製「Type 2」を電気自動車として復刻したもの。

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電気自動車になったワーゲンバス「Type 20」
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後ろ姿

 同社は2017年にもType 2ベースのコンセプトカーを披露したが、Type 20はよりオリジナルに近い外観で、搭載する技術は最先端だ。

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オリジナルの「Type 2」

 Type 20は10kWhバッテリー、2500Wのオンボード充電器を搭載し、ホイールの正面にあるダッシュボードのカメラで顔認証でロック解除が可能。車両に搭載した3つの指向性マイクで音声命令での操作も可能だ。

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ダッシュボード

 車の外からでも「充電はどう?」と聞くと、「80%充電できました。出発できます」などと男性の声で答える。

 Type 20は、1998年創設の研究所の名称をElectronics Research Laboratory(ERL)からInnovation and Engineering Center California(IECC)に変更した記念のコンセプトカーであり、販売の予定はない。この研究所は今後、北米地域におけるコネクテッドカーや自動走行プロジェクトなどの研究拠点になる。

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