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Amazon決算、増収増益だが予想は下回る クラウドと広告が好調
Amazonの4〜6月期決算は、売上高は20%増、純利益は4%増だった。世界での翌日配送プログラム拡大でコストがかさんだ。AWSの売り上げは順調に伸びている。
米Amazon.comが7月25日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月)決算は、売上高は前年同期比20%増の634億ドル、純利益は4%増の26億2500万ドル(1株当たり5ドル7セント)だった。アナリスト予測は売上高は624億8000万ドル、純利益は1株当たり5ドル57セントだった。
クラウドサービスのAWSが売上高37%増の83億8000万ドルと好調だった他、広告を含む「その他」の売り上げも37%と急増し、30億200万ドルだった。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で「プライム会員向けの無料翌日配送は、今や1000万点以上の商品で可能で、今後さらに拡大する。顧客の生活をより快適にするために努力し続けるチームに感謝する」と語った。
業績発表後の電話会見で、ブライアン・オルサフスキーCFO(最高財務責任者)は、翌日配送プログラムの拡大は、配送センターでの生産性低下を招くため、コストが掛かると説明した。
第3四半期(7〜9月)の見通しは、売上高を前年同期比17〜24%増の660億〜700億ドル、営業利益を21億〜31億ドルとした。
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