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電通、新規事業コンサルで新会社 フリーランスエンジニアと協業してソフトウェア開発まで支援
電通が、新規事業創出とソフトウェア開発をコンサルティングや人材提供で支援する完全子会社「GNUS」を設立し、営業開始したと発表した。
電通は7月29日、企業の新規事業開発とソフトウェア開発を一貫して支援する新会社「GNUS」(東京都港区)の営業を始めたと発表した。
電通で新規事業開発に携わってきたコンサルタントが、ビジネスの課題解決に向けた具体的な方法やアイデアの実現にかかる時間、コストなどを助言する他、スタートアップで開発経験があるフリーランスエンジニアと協業し、企業の新事業に必要なソフトウェア開発を支援する。
プロジェクトごとにコンサルとフリーランスエンジニアがチームを組んで支援する。「(アイデアに沿った)ソフトウェアを素早く開発してテストしたい」「既存のサービスやアプリを改善したい」といったニーズに応えるという。
電通は、フリーランスエンジニアとの協業で企業のソフトウェア開発を支援する米Gigsterと提携。今年2月からフリーランスのプログラマーやデザイナーと連携するプラットフォームを構築してきた。
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