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通話や音声操作をスムーズにするヘッドフォン、ボーズが発売
ボーズがノイズキャンリング機能付きのワイヤレスヘッドフォン「BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」を発売する。4つのマイクで周囲の雑音からユーザーの声を分離、雑音のみ抑えて声を伝えやすくする。
ボーズは8月29日、ワイヤレスヘッドフォン「BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」を発表した。9月中旬に4万2500円(税別)で発売する。
音楽リスニングのためのノイズキャンセリング技術を、通話やAIアシスタントの音声操作にも適用したヘッドフォン。4つのマイクで周囲の雑音からユーザーの声を分離、雑音のみ抑えて声を伝えやすくする。
「音声通話やビデオ通話のとき、背後のテレビから音が出ていても通話相手はユーザーの声が聞き取れる。ボイスメールでは声のみが録音され、連携するSiriやGoogleアシスタント、Alexaは音声コマンドを正確に聞き取ってタスクをこなす」(ボーズ)
音楽リスニングでは、これまで除去できなかったヒスノイズ(連続した高い音のノイズ)の低減も可能に。ノイズキャンセリングレベルを最大に設定すると「最高の静寂」(ボーズ)が得られるという。「会話モード」では、映画などを視聴しながら周囲の音も入ってくるため、駅や空港のアナウンスも聞き逃さない。
専用アプリ「Bose Music」で各種設定変更やソフトウェアアップデートが行える他、ボーズが開発した音のAR(拡張現実)プラットフォーム「Bose AR」にも対応した。バッテリー駆動時間は最長20時間。
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