ドラクエウォーク、500万DL突破 リリースから1週間で
スマホゲーム「ドラゴンクエストウォーク」のダウンロード数が500万件を突破。同タイトルは12日にリリースされたばかりで、そのペースにネット上では驚く声が上がっている。
スクウェア・エニックスは9月19日、位置情報を活用したスマートフォンゲーム「ドラゴンクエストウォーク」(iOS/Android)のダウンロード数が500万件を突破したと発表した。
ドラクエウォークは同社とコロプラが共同開発し、12日にリリースしたRPG。GPSと連携したゲーム画面にモンスターや実在する建物が出現する他、ドラクエシリーズでおなじみのターン制バトル、レアな装備などが当たる“ガチャ”、歩行中のバトルやアイテム獲得を自動化して歩きスマホを防ぐ「WALKモード」――などの機能を実装している。
こうした仕様が人気を呼び、同タイトルは14日に300万ダウンロードを記録した他、すでに「App Store」「Google Play」のセールスランキング1位も達成。ネット上では「パズドラ(パズル&ドラゴンズ)でもそんなに(ダウンロード数のペースが)早くないのでは」「勢いありすぎ」などと人気ぶりに驚く声が上がっている。
スクエニは同タイトルをさらに盛り上げるべく、500万ダウンロード記念として、有料アイテム「ジェム」が1500個手に入るイベントクエストや、1986年に発売された初代ドラゴンクエストの主人公の装備が当たる“ガチャ”などを同日にスタートしている。
Pokemon GOには第5世代のポケモン登場
位置情報ゲームを巡っては、「Pokemon GO」で多くのユーザーを獲得している米Nitanticが7月2日に「ハリー・ポッター:魔法同盟」をリリース。Pokemon GOでも9月17日から「ツタージャ」「ポカブ」「ミジュマル」など第5世代(イッシュ地方)のポケモンたちを登場させるなど、ドラクエウォークに負けじと手を打っている。
ただ、Nianticは両タイトルを世界各国で展開しており、Pokemon GOの累計ダウンロード数は10億件に上る。一方ドラクエウォークは国内のみの配信で、19日時点では海外展開などの計画はアナウンスされていない。
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