速報
Netflix、有料会員数21%増と好調だが、Disney+開始の第4四半期予測は控えめ
Netflixの7〜9月期の決算は、予想を上回る2桁台の増収増益で、有料会員数も21%増と好調だった。米国以外の市場が伸びた。Disneyが競合サービスを開始する10〜11月期の予想は控えめだった。
米Netflixは10月16日(現地時間)、第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。売上高は前年同期比31%増の52億4500万ドル、純利益は65%増の6億6500万ドル(1株当たり1ドル47セント)だった。
売上高、1株当たり純利益ともに、アナリスト予測(売上高は52億5000万ドル、純利益は1ドル4セント)を上回った。
注目のメンバーシップ(有料会員)数は同四半期中に世界で677万人増加し、前年同期比21%増の1億5833万人だった。同社は700万人増と予測していた。米国以外での会員数がアナリスト予測を上回る630万人増と好調だった。米国内での増加は52万人だった。米国内のメンバーシップ数は前四半期は13万人減少していた。
第4四半期の世界での契約者数は760万人増加すると予測した。第4四半期には、米Walt Disney Companyの定額動画配信サービス「Disney+」が米国でスタートする。
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