速報
Google、ゲームストリーミング「Stadia」強化目的で新興スタジオTyphoon Studiosを買収
11月にゲームストリーミング「Stadia」を開始したGoogleが、カナダのゲームスタジオTyphoon Studiosを買収した。Typhoonは来年1月にマルチプラットフォームゲーム「Journey to the Savage Planet」を発売するが、その後はStadia向けオリジナルコンテンツ開発に従事する。
米Googleは12月19日(現地時間)、カナダの新興ゲームスタジオTyphoon Studiosを買収したと発表した。11月に開始したゲームストリーミング「Stadia」のコンテンツ強化が狙いだ。買収総額などの詳細は公表されていない。
Typhoon Studiosは2017年創業の、モントリオールに拠点を置く非公開企業。まだ製品はないが、来年1月にPS4とXbox One向けのアドベンチャーゲーム「Journey to the Savage Planet」を発売する予定だ。
このゲームの発売は予定通り行い、それと並行してTyphoon StudiosのチームをStadia Games and Entertainmentのモントリオールスタジオに統合していく。
Typhoon Studiosの共同創業者の3人は、それぞれWarner Bros. Games Studioのテクニカルディレクター、Ubisoftのクリエイティブディレクター、EAのエグゼクティブプロデューサーの経験を持つベテランだ。
Stadiaには今のところ、オリジナルのゲームがなく、立ち上げ段階でプレイできるゲームが22本と少ないことで、メディアの評価が低かった。
関連記事
- Googleのゲームストリーミング「Stadia」はイマイチな評判 ライバルの動向は?
ついにGoogleのゲームストリーミングサービス「Stadia」がスタートしましたが、現時点での評判はイマイチのようです。強力なライバルがひしめくゲーム業界で、Googleのやり方は通用するのでしょうか。 - Googleのゲームストリーミング「Stadia」、11月19日に22タイトルでスタート
Googleが11月19日に14カ国で提供を開始するゲームストリーミングサービス「Stadia」の立ち上げ段階のゲームラインアップ22本を発表した。年内にあと4本追加になる見込みだ。 - Google、クラウドゲームサービス「Stadia」のゲーム製作スタジオをモントリオールに開設
Googleが11月19日に14カ国でスタートするクラウドゲームサービス「Stadia」のオリジナルコンテンツ制作スタジオをカナダのモントリオールに開設する。 - Googleのゲームストリーミング「Stadia」、日本を除く14カ国で11月開始 月額9.99ドル 無料プランは2020年から
米Googleがゲームストリーミングサービス「Stadia」の詳細を明らかにした。残念ながら日本でのサービス提供は未定。 - 無敵コマンド装備したGoogleのクラウドゲーム「Stadia」を率いる人々
Googleが年内スタートするゲームサービス「Stadia」を率いるのは、元Xboxの偉い人と「アサシンクリード」を手掛けた元EAの偉い人。コナミコマンドが刻印されたコントローラをひっさげて、どう勝負するのでしょう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.