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NHKの常時同時配信「NHKプラス」4月開始 見逃し配信も

NHKの番組を、PCやスマートフォン向けに常時同時配信・見逃し配信するサービス「NHKプラス」が4月から本格スタート。原則、NHKの受信契約者向けサービスだ。

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 NHKは1月15日、NHK総合テレビと教育テレビ(Eテレ)の番組を、PCやスマートフォン向けに常時同時配信・見逃し配信するサービス「NHKプラス」を3月1日から試験的に開始し、4月1日から本格スタートすると発表した。14日に総務省から認可を受けた。

 利用には原則、NHKの受信契約が必要だが、契約していない場合は、契約を促すメッセージが入った同時配信なら視聴できる。

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 NHK総合・Eテレで放送中の番組を、PCやスマートフォンアプリでリアルタイムに視聴できるほか、放送済みの番組も、放送終了後から7日間見逃し視聴できる。画質は1.5MbpsのSD相当だ。

 3月1日からの試験サービスでは午前7時から翌日午後0時まで、4月1日からの本サービスでは午前6時〜翌日午後0時まで配信する。

 当初は南関東エリア(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)対象の放送を全国に配信する計画だ。音声は2chで二カ国語・解説放送に対応。字幕にも対応した。

 配信の権利を確保できていないコンテンツは、静止画に切り替える「ふたかぶせ」を番組単位で行う。ニュース番組は映像単位でふたかぶせする。

 NHKと受信契約を結んでいる世帯向け。案内ページから申し込めば、確認コード入りのハガキが届く。申し込んだ時点で視聴も可能だ。1つの放送契約についてIDが1つ発行され、1 IDで同時に5画面までで視聴できる。

 NHKと契約していない場合は、同時配信の画面に、受信契約の確認を依頼するメッセージを表示する(災害時などには外れる)他、見逃し配信は利用できない。

 NHKの番組の見逃し配信サービスなどを提供してきた「NHKオンデマンド」は、「見逃し」「特選」の区分を見直し、一つのサービス「まるごと見放題パック」(税込月額990円)に統合する。

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