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キヤノンの“アソビカメラ”「insPIC REC」でどう遊ぶ? とりあえずシャッター押しちゃえ!:荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/4 ページ)
キヤノンの「iNSPiC REC」は、ズームなし、モニターなし、その代わり防水で頑丈で小さくて気が向いたらシャッターを押しちゃえ的な、面白いカメラだったのである。
フロントのパネルが着脱式で、それも磁石でくっついてるだけなので簡単に外せるのだ。
面白いので、裏返しに付けてみた。
裏側をミラー仕様にしちゃえば自撮り時に便利だったろうにと思う。
動画はデフォルトは1280×720ピクセルで(スマートフォンでライブビューを見ながら撮るときもそれ)、設定を変えれば1920×1080ピクセルの毎秒60フレームまでいけるが、手ブレ補正はなく歩きながら録るとけっこうブレるし揺れる。
さてこのアソビカメラ、どう遊ぶか。
まあ画質や撮影後の手間暇を考えたらスマートフォンで撮った方が話が早い。
これは子供に持たせて一緒に写真撮りながら遊ぶとか、川とか海とかそんなアウトドアに持って行って壊す心配なく撮りまくって遊ぶカメラなのだ。
ぶらぶら散策するとき、これを常に手に握っててちょっとでも面白いと思ったらさっとシャッターをアバウトに切るってな使い方も楽しいかも。
考えないで適当に撮りまくって遊ぶのが正解かな。
(モデル:長谷川実紗)
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