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Google、デスクトップ検索デザイン変更への批判を受け改めてテストを開始
デスクトップでのGoogle検索結果のデザイン変更へのフィードバックを受け、Googleが改善のためのテストを開始した。デザイン変更ではファビコン(情報源を示すロゴ)を表示するようになったが、これを表示しないデザインや、表示位置を変えるデザインをテストしていく。
米Googleは1月24日(現地時間)、デスクトップでのGoogle検索結果表示のデザイン変更に対するフィードバックを受け、ファビコンの表示方法を検討するためのテストを開始したと発表した。
本稿筆者の検索結果では、ファビコンが表示されなくなっている。
向こう数週間、人によってファビコンが表示されなくなったり、新しい表示方法になったりすると、同社の“検索リエゾン”であるダニー・サリバン氏がツイートした。
14日に予告されたこのデザイン変更は、モバイルアプリでは昨年5月に実施され、「モバイルでは好評」だったという。
変更の目的は、検索結果の情報源がどこかを確認しやすくし、また広告のラベルを目立つようにすることだとGoogleはあらためて説明した。ファビコン表示はWebサイトオーナーには好評という。だが、デスクトップでの変更に対しては、ユーザーやメディアから広告とオーガニック検索の区別が付きにくいなどの批判が上がっていた。
Googleは声明文で、デスクトップファビコンへの変更の実験を続け、今後もデザイン改善を繰り返していくとしている。
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