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「Google翻訳」アプリ、音声を翻訳してテキスト化する機能が数カ月中に追加
「Google翻訳」のモバイルアプリに、端末のマイクから入力した音声を翻訳しつつテキスト化する機能を追加するとGoogleが発表した。まずは数カ月中にAndroid版に追加する計画。
米Googleは1月28日(現地時間)、米メディア向け発表イベントで、Android版「Google翻訳」の新機能を披露した。端末のマイクで取り込んだ音声を別の言語に翻訳してテキスト化する。向こう数カ月中に提供する計画。米CNETによると、まずはスペイン語、ドイツ語、フランス語など数カ国語をサポートするという。
米Mashableのカリッサ・ベル記者が、英語からスペイン語への通訳の動画をTwitterに投稿した。これを見ると、Androidアプリ「レコーダー」のようにマイクから入る音声をまずオリジナル言語でテキスト化しているのが分かる。テキスト化しつつ、逐一スペイン語に変換している。
レコーダーアプリは端末側で音声をテキスト変換し、保存するが、音声翻訳はGoogleのサーバで行うので、使うにはネット接続が必要。
Googleアシスタントで会話を通訳する機能は既にあるが、講演会などの長い音声を翻訳する機能はまだない。
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