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LINEの仮想通貨「LINK」、日本でも取り扱い開始へ 4月以降に
LINE傘下のLVCが、独自の仮想通貨「LINK」の取り扱いを日本でも始めると発表した。4月以降、仮想通貨取引所「BITMAX」に上場させる予定。
LINE傘下のLVC(東京都品川区)は1月30日、独自の仮想通貨「LINK」の取り扱いを、日本でも4月以降に始めると発表した。LINEが日本国内で運営する仮想通貨取引所「BITMAX」に上場させる予定。詳細は後日発表するとしている。
LINKは、LINEグループ会社のLINE TECH PLUS(シンガポール)が、独自のブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤として海外向けに発行。日米以外の地域の居住者を対象にした取引所「BITBOX」で取り扱ってきた。
LVCはLINKを日本国内でも取り扱うために、業界内の自主規制団体「日本仮想通貨交換業協会」(JVCEA)の方針に従い、準備を進めてきたという。4月までに金融庁から認可を得て、取り扱いを始める計画だ。
これまでLVCは、LINKとは違い、「LINEポイント」と固定レートで交換できる独自のコイン「LINK Point」を日本国内で取り扱ってきた。LINKとLINK Pointの使い分けなど、今後の具体的な方針については、後日発表するとしている。
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