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LINE子会社、仮想通貨交換業者に登録完了 日本展開へ
LINEは、グループ会社のLVCが仮想通貨交換業者として金融庁に登録されたと発表した。日本国内での仮想通貨取引サービスを展開していく考え。
LINEは9月6日、仮想通貨とブロックチェーンを扱うグループ会社LVC(東京都品川区)が、仮想通貨交換業者として金融庁に登録されたと発表した。日本国内での仮想通貨取引サービスの開始に向け準備を進めていくという。
登録内容によると、取り扱う予定の仮想通貨はBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)。サービスや今後のスケジュールなどについてはあらためて発表するとしている
LINEは2018年7月に仮想通貨取引所「BITBOX」を開設。BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)など約30種類の仮想通貨を取り扱っているが、これまで日本と米国からはアクセスできなかった。
19年6月時点では、「LVCが国内で近く仮想通貨取引事業を始める見込み」という報道があったが、LINEは「正式に決定している事実はありません」とコメントしていた。
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