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任天堂、20年3月期は増益に Switch好調で上方修正
任天堂が2020年3月期(19年4月〜20年3月)連結業績予想を上方修正。純利益が当初予想の1800億円から2100億円(前年比8.2%増)に増える見通し。
任天堂は1月30日、2020年3月期(19年4月〜20年3月)連結業績予想を上方修正し、純利益が2100億円(前年比8.2%増)になる見通しだと発表した。当初は1800億円(同7.2%減)と減益予想だったが、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」とソフトの販売が好調だったため、一転して増益を見込む。
全世界でのSwitchの販売目標を当初の1800万台から1950万台に、対応ソフトも1億2500万本から1億4000万本に引き上げた。売上高の予想は1兆2500億円(同4.1%増)のまま据え置いたが、営業利益は従来の2600億円から3000億円(同20.1%増)に上方修正。最終益もふくらむとしている。
同日発表した19年4〜12月期の連結業績は、売上高が1兆226億円(前年同期比2.5%増)、営業利益が2629億円(同19.5%増)、純利益が1963億円(同16.4%増)だった。
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