速報
Google、新型コロナウイルス対策でWHOと協力 検索結果に「SOSアラート」
新型コロナウイルスが世界に拡散する中、Googleは世界保健機関(WHO)と協力し、関連するGoogle検索結果に「SOSアラート」を表示し、WHOによる正確な情報を優先的に表示するようにした。
米Googleは1月30日(現地時間)、新型コロナウイルスに関する信頼できる情報源にアクセスできるよう、Google検索で関連キーワードを入力すると、結果の上部に「SOSアラート」を表示するようにしたとツイートで発表した。世界保健機関(WHO)との協力で、検索結果に同機関の情報を優先的にまとめて表示する。
本稿執筆現在、日本語版では表示されないが、Google.comで「coronavirus」を検索したところ、アラートが表示された。
このアラート自体はクリックしても反応しないが、Top Storiesなどの下にWHOの関連情報と、「セーフティチップス」がまとめて表示される。
Googleはまた、中国での患者救援活動を支援するために中国赤十字に25万ドル(約2700万円)を寄付したこと、Google従業員への寄付呼びかけで80万ドルを調達したこともツイートした。
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