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コロプラの19年10〜12月期、大幅な増収増益 「ドラクエウォーク」でV字回復
コロプラの19年10〜12月の連結業績は、売上高が111億円、営業利益が38億円、純利益が26億円と増収増益。「ドラゴンクエストウォーク」の売り上げが好調だった。
コロプラが2月5日に発表した2020年9月期第1四半期(19年10〜12月)の連結業績は、売上高が111億9400万円(前年同期比13.7%増)、営業利益が38億6200万円(前年同期は1億9900万円の赤字)、純利益が26億9900万円(同3億7600万円の赤字)だった。
スクウェア・エニックスと共同開発し、19年9月にリリースしたスマートフォンゲーム「ドラゴンクエストウォーク」の売り上げが好調で、大幅な増収増益に転じた。ディズニーと共同開発した「ツムツムランド」など、前期に投入したタイトルの売り上げも堅調だった。
今後は、年間3〜4本のペースで新作ゲームをリリースする計画。短期的には他社IP(知的財産)を活用して収益を確保しつつ、中長期的には自社IPの創出に取り組む。通期の連結業績予想は開示していない。
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