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ディズニーのボブ・アイガーCEOが退任 後継はテーマパーク責任者のボブ・チャペック氏
The Walt Disney CompanyでCEOを15年務めたボブ・アイガー氏(69)が会長職に退き、テーマパーク部門責任者だったボブ・チャペック氏(60)が新CEOに就任した。
米The Walt Disney Company(以下、Disney)は2月25日(現地時間)、テーマパーク部門の責任者を務めるボブ・チャペック氏(60)を新CEOに指名したと発表した。前CEOのボブ・アイガー氏(69)は取締役会長に就任し、2021年末の契約終了まで引き続き同社のクリエイティブな取り組みをリードしていく。
アイガー氏は発表文で、「Disneyのコンシューマー向け事業の立ち上げや21st Century Foxの統合が順調に進んでおり、新CEOに席を譲るのに最適な時期だと考える」と語った。
チャペック氏は同社に27年間務めるベテラン。2015年からテーママーク部門を率いてきた。アイガー氏はCEOを15年間務めた。その間、Pixarを含む多数のコンテンツ企業を買収し、動画ストリーミングサービスDisney Plusの立ち上げなどに取り組んだ。
チャペック氏はDisneyの1923年の創設以来、7人目のCEOになる。
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