Disneyの定額動画配信サービス「Disney+」会員が開始2カ月で2650万人に
Disneyが11月13日に米国で開始した定額動画配信サービス「Disney+」の会員数が、12月末で2650万人に達した。バンドルサービスにしたHuluの会員数も33%伸び、3040万人に上った。
米Walt Disney Companyは2月4日(現地時間)、2020年第1四半期(2019年10〜12月)の決算発表で、11月13日に米国で開始した定額動画配信サービス「Disney+」の世界での会員数を累計2650万人と発表した。
Disney+は現在、米国、カナダ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランド、プエルトリコで提供中。英国と欧州の一部でも3月24日からスタートする計画だ。
Disneyが100%の支配権を持つHuluの会員数は、前年同期より33%増え、3040万人になった。Disneyは、「Disney+」、「Hulu」、「ESPN+」の3つのサービスのバンドルを月額12.99ドル(約1400円)で提供するサービスを展開している。ESPN+の会員数も4倍以上増加し、660万人になった。
ボブ・アイガーCEOは発表文で「Disney+の立ち上げは期待をはるかに上回った」と語った。同氏は業績発表後の電話会見で、会員はさらに増加し、現在2860万人に達したと語った。
競合する米Netflixのサービスは、北米で約6800万人、世界全体では1億6700万人の会員を擁する。
Disneyの同四半期の売上高は36%増の208億6000万ドル、1株当たり純利益は1.53ドルで、いずれもアナリスト予測(売上高は207億9000万ドル、純利益は1.44ドル)を上回った。テーマパーク事業が好調だった他、「アナと雪の女王2」の興行収入も利益に貢献した。
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