無料版Google Meetからの新規会議開始が可能に
Googleの無料版Web会議サービス「Google Meet」で新規会議の作成が可能になった。Googleアカウントがあれば、アプリをインストールしなくてもWebブラウザで新規会議を開催できる。
米Googleが4月末に発表した無料版「Google Meet」で5月7日(現地時間)、新規会議の開始が可能になった。G Suite担当副社長のハビエル・ソルテロ氏がツイートで発表した。本稿筆者のAndroidおよびiOSアプリ、PCのWebブラウザで既に利用可能になっている。
アプリの場合は、起動画面に「+新しい会議」ボタンが表示されるようになったので、これをタップするとハイフンで繋げたランダムな10文字で構成される一意の会議コードと「共有」が表示されるので、これをタップして共有方法を選び、メールなどで相手を招待できる。
相手はデスクトップの場合はMeetアプリをインストールしていなくてもいいが、G Suite内のGoogle Meetと異なり、Googleアカウントが必須だ。招待されたらWebブラウザかアプリで会議に参加することを選択し、主催者が承諾するとすぐに参加できる。なお、スマートフォンの場合はGoogle Meetアプリのインストールが必要だ。
Webブラウザの場合はGoogle Meetのページで「ミーティングを開始」をクリックし、指示に従っていけば会議を開始できる。
Google MeetはG Suiteの一機能として提供されてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響でWeb会議の需要が高まったことを受け、単体の無料サービスとしての提供が開始された。無料版では1つの会議に参加できるのは最大100人まで。9月30日までは連続300時間会議を続けられるが、それ以降は60分までになる。
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