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日本MS、東京都にオンライン教育環境を提供 Officeソフトやビデオ会議ツールを導入
日本マイクロソフトは、東京都立高等学校や特別支援学校向けにMicrosoft 365 Educationを提供すると発表した。生徒と教員が相互にコミュニケーションして学習ができる環境を早急に作る。
日本マイクロソフトは5月8日、東京都立高等学校や特別支援学校向けに学習支援サービス「Microsoft 365 Education」を提供すると発表した。生徒と教員が相互にコミュニケーションをして学習できる環境を5月中に作る考え。
都立学校では5月からOffice 365 Educationを授業などで活用。ビデオ会議ツール「Microsoft Teams」などを、生徒と教員の個人面談や学級会、オンライン授業、課題の配信などに使う。11月からは、端末管理ツールやセキュリティ機能などもセットにしたMicrosoft 365 Educationに切り替える。
日本マイクロソフトは、都立学校247校の生徒約16万人、教員約2万人にサービスを使うためのアカウントを発行。Microsoft Teamsの初期設定などを行う。サービスの使い方を教えるオンライン研修や、問い合わせ対応なども行う。
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