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スクエニ、AI開発で新会社 ゲームで培った技術をエンタメ全般に活用
スクエア・エニックス・ホールディングスは、AI技術の研究開発を行う新会社「スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミー」を設立した。ゲーム開発などで培ったAI技術や知識を、エンタテインメント全般に活用できるようにする。
スクエア・エニックス・ホールディングス(HD)は5月28日、AI技術の研究開発を行う新会社「スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミー」(東京都新宿区)を、3月2日に設立したと発表した。ゲーム開発などで培ったAI技術や知識を、エンタテインメント全般に活用できるようにする。
「ゲームで使うAIとCG技術は、さまざまなエンタテインメント領域に貢献できる」(同社)として、5G通信やVR、AR技術の発展を視野に、AIとCG、アートを組み合わせた製品の開発や事業展開を行う。
代表取締役会長CEOには、スクエア・エニックスHDで代表取締役社長を務める松田洋祐氏、代表取締役社長COOにはレミ・ドリアンクール氏が就任する。
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