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日本ユニシスとソフトバンクが新会社 データ保護や認証サービスを展開
日本ユニシスとソフトバンクが、スマートフォンと秘密分散技術を活用したセキュリティサービスを展開する新会社「エアトラスト」を設立した。
日本ユニシスとソフトバンクは6月15日、スマートフォンと秘密分散と呼ばれる技術を活用したセキュリティサービスを展開する新会社「エアトラスト」(東京都江東区)を設立したと発表した。まずはスマートフォンをPCのログイン認証用デバイスにするサービス「Universal Key」のライセンス提供を8月に始める。
代表取締役社長には日本ユニシスの内ヶ島暢之氏が就任。資本金は30億2000万円で、日本ユニシスが51%、ソフトバンクが49%を出資。今後はデータ保護サービスや多要素認証サービスなどのライセンス提供を行う予定。
秘密分散技術とは、機密情報などを意味のないデータに変換し、その断片を保存領域に分散させることで第三者から解読できないようにするもの。
Universal KeyはPCのログインに必要な情報の断片をスマホの保存領域に分散させて保存。スマホをPCとBluetoothで接続し、生体認証を行うとPCにログインできる仕組み。PCとスマホの距離が離れるとPCが自動でロックされる。
エアトラストは、Universal Keyのサービス開始から5年で約38億円の売り上げを見込んでいる。
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